カンサとイフウの関西風なご紹介10
カンサ「『関西風山登り・・・』やとどうなるん？」
イフウ「『関西風山登り・・・』をするとどうなるかってことやな」
カンサ「それがなんなんかもようわからんけどな」
イフウ「いやいや、今までいっぱい説明したったがな」
カンサ「まあそれはええわいな。で、『関西風山登り・・・』やったらどうなるん？」
イフウ「やっぱりモテモテになるってことが一番やろな」
カンサ「なんでモテモテになるん？」
イフウ「アホやな。『関西風山登り・・・』ってなんやと思うとるんや！」
カンサ「いや、それはずっと聞いとるがな」
イフウ「『関西風山登り・・・』＝モテモテ。こんな簡単なことがわからんのか？」
カンサ「いや、だからなんでやって聞いとるんや！」
イフウ「因数分解してみ」
カンサ「いんすうぶんくぁい〜？」
イフウ「『関西風』＋『山登り』＋『・・・』ってことは、モテモテになるやろ」
カンサ「なるほどね〜って、わかるか！」
イフウ「なんでわからんかなあ」
カンサ「わかるほうがおかしいわ！」
イフウ「まずは関西風やろ。関西風ってなんやねん？」
カンサ「こっちが聞いとるんや！」
イフウ「料理とかが関西風ならわかるけど、山登りで関西風ってどういうことやねん？」
カンサ「ず〜っと、そう言うとるがな！」
イフウ「山登りで関西風ってわけわからんわ！」
カンサ「こっちのセリフや！」
イフウ「まああえて言うならや・・・」
カンサ「あえて言わんとあかんのかいな」
イフウ「いわんや・・・」
カンサ「いわんやって、前提の言葉がまだないで」
イフウ「As soon as・・・」
カンサ「意味わからんわ」
イフウ「たとえばや。山行記録を見てみ」
カンサ「丹沢にいっぱい登ってるなあ」
イフウ「そやろ」
カンサ「丹沢にいっぱい登ったら関西風山登りなんかいな？」
イフウ「いやいやいや。そしたら丹沢のボッカの人はめっさ関西風山登りになるがな」
カンサ「ちゃうんかいな？」
イフウ「丹沢いっぱい登ったら関西風山登り・・・。そんなアホな」
カンサ「いや、だからどういうことやねん？」
イフウ「丹沢登って関西風山登りになるんやったら、丹沢登ったらモテモテになってしまうやないか」
カンサ「え〜と、どうつっこんだらええかわからんわ」
イフウ「丹沢登ってモテモテになるんやったら、すでにモテモテになっとらなおかしいやないか！」
カンサ「『関西風山登り・・・』やったらモテモテになるんとちゃうんかい！」
イフウ「丹沢に登っただけでは『関西風山登り・・・』にならんからモテモテにはならんっちゅうこっちゃ」
カンサ「なるほど。丹沢に登るだけやのうて、それにプラスして・・・」
イフウ「それにプラスして・・・なにが必要なん？」
カンサ「全部そのパターンかい！」
イフウ「いや、やっぱし痩身でないといかん」
カンサ「まあ、あんまし太ってないほうがモテモテになるかもしれんな」
イフウ「丹沢登っても、おにぎりは２つまで、あとジューシーソーセージパン1個だけや」
カンサ「まあそれなりに食べてるけどな」
イフウ「間違っても、山を下りてから2回目の昼ごはんなんか食べたらいかん」
カンサ「やってたなあ、そんなこと」
イフウ「夜もごはんは少なめや」
カンサ「昨日の夜はなに食べたんや？」
イフウ「焼き鳥と真鯛の刺身と日本酒やな」
カンサ「そこそこ食べてるけどな」
イフウ「でもごはんは食べてない」
カンサ「で、焼き鳥と刺身が終わったあと・・・」
イフウ「柿の種を・・・」
カンサ「食べたんかい！あれ、カロリーめちゃ高いで！」
イフウ「いや、そんなに食べてないもん。朝起きたら袋になんにも入ってなかったもん」
カンサ「完食したんやないかい！」
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